
星空コーチング
ZOOMの安全性について
「Live!星空コーチング」では、ビデオ会議システム「ZOOM」を使います。
そのため、複数の方から、ZOOMについての安全性についての心配の声をいただきました。
安全性について、以下の通り「安全である」との見解をお伝えし、安心して使っていただきたいと考えております。
簡単に言うと…
ZOOMは確かに2020年3月頃にはいくつか問題点が指摘されました。その後、4月に急速に対応され、5月にはさらに強化されました。2020年5月末にはアプリの大きなアップデートされ、6月1日以降「ZOOM5.0」以降のバージョンでないとZOOMが利用できなくなるなどの対策が施され、脆弱性は解消されました。
Q.ZOOMは中国とつながっていて危険だと聞いたが大丈夫?
A.大丈夫です。中国にデータが中継されていると指摘されたのは本当ですが、現在は中国を経由できなくすることができます。そもそも星空コーチングは、中国に情報が漏れて問題のある内容ではありません。
Q.セキュリティは大丈夫?
A.確かに一時は複数のセキュリティの問題があったのは事実です。しかし、短期間で修正され、現在は問題は解消されています。
<問題点と解決の経緯>
在宅ワークが広がり利用者が急増した影響もあり、ZOOMに負荷がかかると共にセキュリティ等問題が発見され、海外の政府機関や教育機関等で使用禁止になるなど、各所で懸念が広がりました。ZOOM社は短期間で修正を重ね、問題をクリアしてきました。
-
ZOOMのプライバシーポリシーの問題がありました。iOSのZOOMアプリがFacebookアカウントを持っていないユーザーの分析データもFacebookに送信することが、ZOOMのプライバシーポリシーに記載されていませんでした。現在は、iOS用のFacebook SDK(ソフトウェア開発キット)を削除しました。
-
ZOOMアプリのビデオ会議と音声会議はエンドツーエンドの暗号化をサポートしていませんでした。ZOOM社は後に謝罪し釈明し、改善しました。それはトランスポート暗号化(TLS)を使用しているという内容です。そもそも、星空コーチングは、ニックネームの匿名で会話するので、個人情報が漏れることはありませんし、機密情報の類が含まれるものではありません。
-
ZOOMアプリには複数のセキュリティ脆弱性が含まれていることも判明しましたが、それらの脆弱性はすべて短期間で修正されました。
-
会議の主催者が画面共有モードにしているときに、参加者が本当に注意を向けているかどうかを確認できる機能「参加者追跡機能」も削除しました。
-
米国のFBIは、荒らし目的のユーザーがプライベートな会議や授業に侵入し、不快な画像を表示したという複数の報告を受けて、「ZOOM爆弾」と呼ばれるこの現象に対して警告を発表しました。これは、会議をパスワードで保護する、あるいはZOOMの「待機室」機能を使用して参加者を事前審査することで防げるようになりました。リンクやミーティングIDをSNSなどで共有しないことも大切です。
-
ZOOM社のデータセンターは世界各地にあります。負荷を分散するために各地のデータセンターを経由させる仕組みがありますが、2月ごろから利用者が急増したことで外国のデータセンターを経由することが増えましたが、本来経由しないはずの中国のデータセンターを経由されていたことがカナダの団体によりつきとめられ、4月3日に発表されました。このことが、海外の政府機関などが懸念する大きな要因になりました。ZOOMの日本法人によりますと、当初、日本においても中国を経由しない設定にしていたはずだったのですが、手違いで中国を経由されていたことがわかりました。現在は、中国を経由しないことを選択できるようになり、何も設定しないと、標準設定として中国は経由しない設定になります。
<アプリアップデートのお願い>
2020年5月末に大きなアップデートがされ、現在は最新のアップデートがされていないとZOOMが利用できなくなりました。
参加前には必ずAppストア(iPhone)、Playストア(Android)、PCはこちらのリンク「https://zoom.us/download」にてZOOM5.0以降にアップデートをお願いいたします。